ある目的のために先日AS100VRを購入しました。今では新型のAS200が発表されてますが、目的が目的なのでとりあえず安いほうでいいや、とこちらを購入したわけです。
なお、AS100VとAS100VRの違いは、Rつきがカメラ本体とライブビューリモコンのセット、Rなしがカメラ本体のみとなります。今回はカメラ本体の紹介のため、ライブビューリモコンの紹介記事は今度書きます。
それでは以下紹介です。
Contents
AS100Vレビュー
・小さくて軽いから、持ち運びしやすい
AS100Vはビデオカメラではありますが、アクションカメラということで、身につけることを想定しています。そのため、ビデオカメラの重量は1キロ近いなんてのがザラですが、このカメラはたった67グラムしかありません。頭につけるためのヘッドマウント等含めても150グラムです。
後述しますが、軽くて小さいにも関わらず画質は綺麗なんですね。なのでアクションカムとしての用途だけでなく、普段使い用のビデオカメラとして持ち歩くのも用途として適しています。
・画質は綺麗、手振れ補正もバッチリ
さて、肝心の画質ですが、かなり綺麗です。アクションカムではスキーや、パラシューティングなどのスポーツアクティビティを撮る方が多いですが、雪山や空撮といった自然を綺麗に記録しておきたい時にも遠慮せず使えるレベルです。
画角も広く、手振れ補正もバッチリ効いているので、せっかくのアクティビティの映像がブレブレのボケボケで何が映ってるかわからない、なんてことはほとんどないと思います。
・気になるのはウォータープルーフケースの耐久とメモリーカードの取り出しにくさ
画質も綺麗だし、軽いし、悪いところないし最高じゃないか!と最初思ってたんですが、使っていくうちに弱点もわかってきました。
一つ目は、カメラの防水を強化するためのクリアケースが壊れやすいということです。これはカメラの付属品で、ケースの上からでもボタンが操作できるので重宝していたのですが、ある時背面のレバーが壊れて、外側から操作できなくなってしまいました。たった3回しか使ってないのにツメが折れたらしく、これはちょっと困ってます。
二つ目は、MicroSDが異常なくらい取り出しにくいということです。とにかくこれは致命的です。指が細くて小さい人ならともかく、指が太くて大きい人は確実に苦労します。これはバッテリーとMicroSDを覆うフタ部分と、指が干渉するためです。その上、SDの出っ張りも小さいので、ここは頻繁に使う人にとっては大きなマイナスポイントだと思います。
まとめ:アクションカム欲しい人はもちろん、持ち運びしやすいビデオカメラが欲しい人は買い!
これまで紹介してきたとおり、モノはかなりいいです。しかし、その小ささゆえにカメラには液晶が付いてないので、ビデオカメラとして欲しい人はそこでためらうとは思いますが、iOSやAndroid向けにライブビュー(撮影中の映像をスマートフォンに映し出す機能)できるSONYのアプリ「PlayMemories Mobile」が配信されているので、そちらを使うことで解決できるかと思います。
アクションカムということで、今までのビデオ表現では不可能だった、狭いところの撮影や水中での撮影(長時間つけるのは防水性能的にやめておいたほうがいい)が可能になります。少しでも魅力を感じたらとりあえず、家電量販店等の店頭で触ってみることをお勧めします。
DR-AS100V/