2017年3月に発売されたオンキョー・パイオニアの「DP-S1」と「XDP-30R」。これらは小型ながらフラッグシップに勝るとも劣らない音質を追求し、マニアにはたまらないバランス接続やDSDネイティヴ再生にも対応したことで、オーディオ界隈では盛り上がりました。
今回は、そのうちの一つ、パイオニアブランドのオーディオプレーヤー「XDP-30R」を購入してみたので早速開封していきます。
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パイオニアの小型音楽プレーヤー 「XDP-30R」開封の儀&初期設定をしてみた
XDP-30R:開封の儀&外観をチェック!
今回購入したのはパイオニアブランドの「XDP-30R」です。
スペックとしては、同社の上位モデルと同じくDACとアンプをそれぞれ2基搭載しながらも120gという小型ボディを実現しています。また192kHz/32bitまでのPCM音源の再生に加え、5.6MHzまでのDSD音源のネイティヴ再生が可能。更に小型ながら3.5mmバランス接続にも対応という機動性と機能性を持ち合わせています。
オンキョーからも同じ型を使った「DP-S1」という機種が出てますが、そっちよりも「XDP-30R」は5000円ほど安くて更に角が取れているのが特徴。
ONKYO デジタルオーディオプレーヤー rubato ハイレゾ対応/バランス出力対応/Twin DAC/Wi-Fi対応/Bluetooth対応 ブラック DP-S1(B)
説明はほどほどに開封に移りましょう。
箱正面。比較がないので分かりにくいですが、片手で両脇から挟み込めるほどの小型サイズです。シルバーのモデルもありますが、僕が購入したのはブラックです。
上側を持ち上げてみると中には「XDP-30R」が鎮座していました。
「XDP-30R」が置かれているプラスチックの土台を持ち上げると、中にはUSBケーブル、クイックスタートガイド、保護フィルム、保証書が入っています。
本体正面その1。
本体正面その2。(細かいことですが本体が黒っぽいので背景を変えてます)
このままだと正面のフィルムは指紋が目立つので付属のフィルムを使うか、好みのフィルムを張り替えるのが良いかも。個人的には下の説明がカッコよくて好きなのでこのまま使ってます。
右側面。こちらにはボリュームダイアルとロックスイッチがあります。ロックの切り替えはポケットの中でのボタンの誤動作を防止するために使います。
左側面。こちらには曲戻し・再生/一時停止・曲送りの物理ボタンがあり、microSDカードスロットが2基搭載されています。microSDは各200GBのものまで使用が可能で、内蔵の16GBストレージと合わせて最大416GBの容量を確保することができます。これだけあれば容量の大きいハイレゾ音源でもたくさん入れられて安心です。
上面。電源ボタン・3.5mmイヤホン端子(アンバランス)・2.5mmイヤホン端子(バランス)があります。このサイズで普通のイヤホンだけでなくバランスケーブルを使った接続にも対応しています。
底面にはmicroUSB端子。こちらは充電およびデータ転送の両方に利用します。
背面。角が取れたデザインをしているので手に馴染みやすく親しみがわきます。いやー、カッコいいですな。
以上、開封&外観紹介でした。
XDP-30R:初期設定をしてみよう!
それでは紹介も終わったところで設定を始めていきましょう。ちなみに最初から多少の電池残量があるおかげですぐに設定に入れます。まずは言語設定から。
次にパスコードとWi-Fiの設定を行います。パスコードは他人に中身をいじられたくない時に設定しておくといいでしょう。
Wi-Fiはアクセスポイントを選んでパスワードを入力するだけ。画面が小さいため文字入力がしにくいのが難点。小型プレーヤーの宿命です。
Wi-Fiの設定が終わればお知らせが出てきて完了…
と思いきやアップデートが始まりました。
ダウンロード及びアップロードは環境にもよりますが、僕のあまり良いと言えない通信環境でもわずか数十秒ほどで完了しました。
アップデートが終わり、再起動するとようやくホーム画面へ。
設定終わり。
終わりに:使い込みたい1台!
とりあえず初めてのオーディオプレーヤーということで、初めてのハイレゾ音源やDSD音源の再生、加えてバランス接続などを試してみてますが、やはり専用のプレーヤーにはスマホなどでは得られない良さがあります。音質のみならずバッテリーやストレージ容量の心配をしなくてよかったり、というのも魅力ですね。
以上、XDP-30Rの開封の儀&設定記事でした。気になった方は是非チェックしてみてください。