ゲーム用にWindowsのデスクトップPCが欲しいと思い、マウスコンピューターG-TuneブランドのBTO PC(型番:i630GA6)を購入してから1年と8か月が経過したので、そろそろレビューしていきます。
BTOについてよくわからない方のために簡単に説明しておくと、BTO PCとはメーカーの販売ページにてベースとなるPCを選び、自分の好きなようにパーツをカスタマイズした上で注文することで、自分の好みに応じたスペックのPCを購入できるというものです。
ゲーム用PC購入にあたって自作するか出来合いのものを買うかで迷ったのですが、結局出来合いのBTO PCを購入するに至った理由も合わせて書いていこうと思います。
Contents
G-Tune BTO PC レビュー
自作かBTOか
最後の最後まで自作(初心者)かBTOかで迷っていたのですが、最終的にはBTOを選択しました。自作でもよかったのですが、練習もせずいきなり初めての自作をする前に、BTO PCを購入してパーツの付け替えを学んでからの方が安心だと思ったからです。
BTOであれば好きなスペックを選択でき、かつパーツの相性や組み立てに関して心配することはない、というところで、BTOを選択しました。あと計算してみたらBTOって意外と安いという事に気付いたのも理由の一つ。
なお、BTO PCの中でもなぜマウスコンピューターのG-Tuneを選んだか、という点に関してですが、こちらは他社との比較の上で選びました。選ぶポイントとしては選べるパーツの種類と価格です。
性能
さて本編のレビューですが、まずはじめに主要なスペックを書いておきます。(スペック一覧はこちら)
・OS: Windows 8.1
・CPU:Intel Core i7-4790
・グラボ:GeForce GTX 770(2GB)
・メモリ:16GB
・ストレージ:2TB HDD
・電源:700W(GOLD認証)
雑感・感想
Core i7-4790 メモリ16GB HDD2TBは、ゲームをするには十分すぎるスペックです。届いた時にi7のシールが貼ってあるだけで興奮してしまうくらいに満足。時間が経過した今でもここは大満足です。しかし問題はグラボとHDD、騒音でした。
※ここからは自分の下調べ不足のせいもあるので、あくまで3つの問題点以外は満足しているということを前提に読み進めてください。
問題点その1:グラボは買い替えサイクルが早い
購入当時はそれなりにハイスペックだったものの、今となってはグラボが少々貧弱です。スカイリムやバトルフィールドといったタイトルを1920×1080 画質最高 60fpsで動かしたくて購入したモデルだったので、その基準を超える最低ラインのグラボを積んだモデルを財布の紐を無理やり緩めて購入したわけですが、1年も過ぎてくるとこのグラボでは基準に達することのできないほど素晴らしいゲームが連続してローンチされました。(ARMA3とか)
そのため、長く使うことを考えるともっとお金を貯めてからもっといいグラボ付きのを買うべきだったかな、というのをよく考えるようになりました。
1年間は満足のいくゲームプレイを楽しめましたが、そのあとは正直物足りなくなってくる、というのが今の正直な感想です。
問題点その2:HDDが遅い
2つ目の問題点はHDDです。当初Windows 8を搭載しており、起動は「おっ」となるほど高速でしたが、起動した後にバックグラウンド処理が追いつかず、結局しばらく待たなければいけない状態です。HDDの読み込み速度が遅いことが原因の一つで、ここは毎回ストレスになるので、容量は少なくてもSSDにしておけばよかった…と思いました。
どうせゲームを一度に大量に詰め込んでも、同時期にプレイするのは多くても3本ほどなので、次回からは素直にSSDを搭載したいと思います。
問題点その3:騒音がストレス
3つ目の騒音ですが、これはもう仕様なのでどう”しよう”もありませんでした(洒落)。
部屋に入っただけで、明らかに起動しているな、と分かるほど「フオオオオオオオオオ」とファンがなっており、これはかなり気になります。
ファンコントロールソフトを入れたりBIOSをいじってみたりしたのですが、騒音は静かになることはなく、未だにうるさいままです。正直うるさいとは分かっていましたが、最近の静かなノートPCに慣れた身としては気になってしまうポイントです。
終わりに:スペックには妥協するな!
レビューなのに文句ばっかりになってしまいましたが、結果として満足しています。G-Tuneシリーズに問題があるわけではなく、ただ単に最初の構成選択でミスしたなーという感じは否めなかったためこのようなレビューになってしまいました。
もしこれからBTOを購入する方がいらっしゃれば、構成の選択の際にスペックを妥協しないように選ぶことをお勧めします。いくら後からパーツを付け替えればいいとはいえ、無駄にお金を消費することにもなるので、自分が納得出来るだけのスペックで購入するべきです。
さーて、The Divisionやりたいしグラボ買い換えようかな…。