今回は先日購入したGear VRの詳細レビューです。
使い始めて1か月ほどが経過しましたが、初めて購入したVR(仮想現実)機器に満足しています。しかししばらく使っていて良い点はもちろん悪い点も感じたところがあったので、詳細にレビューしていきます。
なお、Gear VRはGalaxy S6、Galaxy S6 edge、およびGalaxy Note 5を所持していることを前提とした周辺機器です。これらのスマートフォンをお持ちでない場合、Gear VRはお使いになれません。
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Gear VR 詳細レビュー | Gear VRって実際どうなの?
つけ心地は良好
頭に装着した時の感触は良好です。特に締め付けが強いわけでもなくバンドも柔らかい素材でできているため、窮屈な感じはほとんどありません。頭の大きさに合わせてバンドを調整することができるので、よっぽど頭の大きな人でない限り装着感はいいと思います。
ただしやはり前面が重くなってしまうため、5分もすればヘッド部がずり落ちてきてしまうのは残念です。これは液晶部分が目の前に来るVR機器の設計上仕方のないことですが、時々煩わしさを感じることもあります。
ドットが気になるも、やっぱり画面は綺麗!
液晶画面にはWQHD液晶搭載のGalaxy S6(及びS6 edge)をセッティングするだけあって、綺麗です。VR機器は液晶を拡大表示しているため、ドット(液晶の細かいところ)が気になる方もいるとは思いますが、没入感は十分です。
また、視野角や発色等に関しても個人的には十分です。PC用のVR機器であるOculus Riftよりも視野角が狭いようですが、Oculusは価格が約9万円、Gear VRは約1万5000円と価格に大きな差があるのでそこは諦めてください。
アプリがそれほど充実していない
これは技術の最先端を行く上で仕方のないことですが、利用できるコンテンツの数はまだそれほど多くありません。ただし、Netflixや射撃ゲーム、ブラウザ、写真ビューワー、ニコニコ動画アプリのように、VRを楽しむ上で最低限必要なアプリは揃っています。
寝ながら使えない
Gear VRは基本的に座って使うことを想定して作られています。おそらく他のVR機器もそうですが、やはり頭に負担がかかる構造上、寝たまま使えないというのは残念です。
僕が試した限りだと、Netflixのみ寝たまま動画視聴ができる機能が搭載されており、これはとても便利だなあと思ったのですが、いかんせんバンドとヘッド部が気になって快適に動画視聴できるとは言いがたいです。
終わりに:入門としては最適!他のVR機器は高すぎる!
しばらく使ってみて思うのは、やはり入門用としてはGear VRが最適だということです。Galaxyの対応スマホを持ってさえいれば、Gear VRに挿すだけで最先端の技術を体験できてしまうというのは、この機器の最たるメリットです。
PlayStation VR(価格は未定だが、どうやら高くなりそう)や、Oculus Riftなど他の機器だとどうしても高くついてしまう中、GalaxyスマホとGear VRの組み合わせは、ある程度の快適さを持ったVR機器の中で最もコスパがいいです。
Galaxyユーザーで最先端の映像技術に触れてみたい方、目の前を映像で覆う体験をしてみませんか?