今回はサバゲー初心者企画第2弾ということで、エアガンの種類を解説したいと思います。サバゲーの装備を解説した記事でも少し触れましたが、今回はもう少し深く掘り下げて書いていきます。記事の流れとしては、まずパワーソースごとに分けて、そこからさらに細かい部分について書いていきます。
Contents
エアガンの種類
・1つめ「電動ガン」
サバゲーに使われるものの中では一番ポピュラーなエアガンです。バッテリー駆動のため、ガスガンと違って気温に関係なく、どこでも同じ性能を発揮してくれるでしょう。
最近では次世代電動ガンと言われるモデルも販売されており、こちらは射撃音のリアルさや、リコイルショックを追求しているため、少し値段は張りますがワンランク上のゲーム体験を求める方におすすめです。(画像は東京マルイHK417)
注意点としては、エアガン本体の他に、別途バッテリーとバッテリーを充電するためのバッテリーチャージャーが必要になります。どれだけ撃つかにもよりますが、バッテリー1本では1日保つか保たないか微妙なところがあるので、予備バッテリーを持っておくのが賢明です。
そのためほとんどの場合、エアガン本体の他に、バッテリー2本+バッテリーチャージャー1つで8,000円ほどの追加費用が必要になります。
呼び名は「電動」「次世代」。
・2つめ「ガスガン」
ガスガンとは、エアガンの中でも駆動にガスを用いたモデルのことをいいます。一部ガスガンをガスブローバックとも言うことがあるのは、ガスによる駆動の場合、銃上部のスライドが勢い良く前後する(ブローバックという)ためです。
ガスガンの魅力は、この「ブローバック」と「音」です。ガスガンはそれらのおかげで、まるで実銃を撃っているかのような感覚で利用することができます。
弱点としては、ガスガンはガスを気化させて弾を撃ち出すという特性上、寒い季節には気化しにくくガスが機能しない、という点があります。そのため冬のサバゲーで、ガスガンはほとんど使えないのです。マガジンウォーマーやカイロを使って温めるということも可能ですが、やはりガスガンが本領を発揮できるのは、4月から10月頃になるかと思います。
もうひとつ、ガスは消耗品なのでバッテリーと違って、何度でも使えるわけではありません。使ったガスの量に応じて追加費用がかかることになります。また、ガス切れになるとマガジンに弾が入っていても撃てないということが起こり得ます。
呼び名は「ガスガン」「ガス」「ガスブロ」。
・3つめ「エアーコッキングガン」
これはエアガンの上部をスライドさせ、空気を圧縮させて撃ち出すタイプのエアガンです。上部を引いてスライドする動作をコッキングというのですが、エアーコッキングガンは1回のコッキングで1発しか弾が出ないため、1発撃ってから次に1発撃つまでに1秒ほどかかります。それにより電動ガンやガスガンとの撃ち合いではほぼ確実に負けるという撃ち合いでの弱さが弱点。
サバゲーだと、エアーコッキングのハンドガン限定戦が行われることがよくあり、持っている人は以外と多い。
悪い点に目が行きがちですが、1回のコッキングで1発だけしか撃てないという特徴は、スナイパーライフルにはまさにぴったりで、スナイパーライフルを模したエアガンは大抵エアコキが採用されています。
エアガン内部の設計が単純で、駆動にはコッキング動作のみを必要とするので、3種の中で最も安価かつ軽いのが利点です。
呼び名は「エアコキ」「コッキングガン」。
・まとめ
今回は初心者企画ということで3種類のエアガンについて解説してきました。それぞれ長所短所があり、どれも使ってて楽しいというのが結論です。
撃ちまくりたい方は電動を、リアルさを味わいたい方は次世代電動もしくはガスを、ライフル使いたい方はエアコキがおすすめです。
最後まで記事を読んでいただき、ありがとうございます。今回の記事が少しでも役に立てば幸いです。