画素数アップの恩恵はあるのか。
どうもこんにちは。先日入手したiPhone 6s（開封レビュー記事はこちら）で何枚か写真を撮影してみたので、今回は旧機種であるiPhone 6とのカメラ画質比較をしていきます。加えて、RX100で撮影した画像も参考として載っけてあるので、どれだけ6sの画質が高級コンデジに近づいたか、見て感じてもらえると思います。
ちなみに6s Plusは画像動画ともに光学式手振れ補正が付いてますが、今回は光学式手振れ補正ではなく、電子式手振れ補正のみ有効な6sでの撮影です。
また、今回はRX100も含めて全て手持ちでのオート撮影（ RX100ではプレミアムおまかせオート）です。ピントや露出、ブレの具合も見てみてください。
注：顔面事情によりセルフィー画像はありません。また、アップロード制限の関係上幾つかの画像を縮小しています。
以下本文です。
Contents
iPhone6s VS iPhone6 VS RX100 カメラ比較
全ての画像は大きいサイズの画像にリンクしてあります。
手すりの飾り
iPhone 6s
iPhone 6
RX100
iPhone 6とiPhone 6sを比べると、6sの方が圧倒的に精細ですね。6は丸の表面がつるっとしていて卵みたいになってしまっていますが、6sはザラザラ感が出ています。f値は変わりませんが、背景も6よりボケていますね。
RX100はさすがといった感じで、もっとも細かく質感が表現されています。また、f値が明るいためか背景が一番ボケボケです。
RX100 > iPhone 6s > iPhone 6
照明
iPhone 6s
iPhone 6
RX100
画質の良さで言うと、どれもあまり変わらないように見えますね。
ただ注目して欲しいのは色味です。iPhone 6は赤く、RX100は青っぽくなって撮れています。6sはその真ん中から少しRX100寄りくらいですね。
実際に目で見た照明は少し黄色っぽいので、どれも忠実には表現できていないというのが正直な感想です。この勝負は6sとRX100の引き分け。6は赤すぎるので負け。
RX100 = iPhone 6s >> iPhone 6
風景
iPhone 6s
iPhone 6
RX100
これはあまりiPhone 6も6sも画質に変わりありませんでした。6sの方が、若干草が細かく撮れてるかなーと思いますが、がっつり拡大して見ないと分からない程度の差でしかありません。色味もほとんど違いなし。少し6sの方が緑が濃い程度。
RX100はコンデジの本領発揮。精細感が全く違います。色の描写もiPhoneより自然の色に近く正確で、この勝負、 RX100の圧勝。
RX100 >> iPhone 6s = iPhone6
ベンチ
iPhone 6s
iPhone 6
RX100
網のところを見る限り、精細感はiPhone 6sとRX100が同じくらいで、6が唯一ぼやっとしています。
パッと見て分かりますが、iPhone2機種はコントラストがどぎついですね。実際の色はRX100が一番近いです。RX100は風景写真に続いて、ここでも自然な色合いを見事に出してくれました。
RX100 > iPhone 6s > iPhone 6
食べ物（うどん）
iPhone 6s
iPhone 6
RX100
iPhone2機種はかなり美味しそうに見えますね。若干色がオレンジがかって見えますが、これは店内照明が暖色系のものだったからです。また、拡大していくとやはり6よりも6sの方が細かく綺麗に写ってます。
RX100の方は、うどんの白い色に引っ張られたせいか、画像が全体的に暗くなってしまってまいました。解像感はこれが一番ですが、色が少し残念ですね。
実際の色で言うとRX100が一番近いのですが、撮影対象が料理の場合、自然な色に近いよりも美味しく見えたもん勝ちなところがあるので、この勝負はiPhoneの勝ちということで。
iPhone 6s > iPhone 6 >> RX100
終わりに：6sのカメラは6から格段に進化した
以上、カメラ比較いかがだったでしょうか。
電話も使えて音楽も聴けてWebも見れるスマホのカメラが、機能をカメラ機能に絞った高級コンデジであるRX100に対して、かなり検討している様子が見て取れたと思います。
iPhone 6との比較では6sの完全勝利と言ってもいいくらいの精細感を見せてくれました。個人的には十分買い替えの理由になるレベルの画質差だったので、今回6sを買ってよかったと改めて思いました。
マニュアル撮影で設定をごちゃごちゃといじれば、もっと違った写真が撮れると思いますが、オートでの撮影に限った場合、iPhone 6sのカメラはかなり優れていると言えるのではないでしょうか。
オススメの光回線：NURO光（ニューロ）
