この記事を書き書きしているのも、Elたそ。
どうもこんにちは。今回は最近リリースされたMac OS X El Capitanプレビュー版の使用レポートをお届けしたいと思います。僕はMacを一台しか所持してないのですが、溢れる新OSへの好奇心ゆえに、データ破損を覚悟で今回導入に踏み切りました。ちなみにYosemiteもプレビュー版使ってました。
なお、スクリーンショットの掲載は利用規約で秘密保持のために禁止されており、今回画面を載せることはできませんので、その点ご了承ください。なお画像がないため、文字だらけで見にくくなります。
Contents
El Capitan プレビュー版
ここではインストール方法は省きます。
インストール直後(時間の経過順)
1.再起動&ログイン
インストールが終わると、まずいつものリンゴマークが出て再起動されます。
再起動後には、ログイン画面が出てきました。しかし、なぜかプレビュー版のインストール直後はログイン画面の背景が真っ黒でした。
全く安定しなかったYosemiteのプレビュー版の時も真っ黒になりましたが、El Capitanにおいてもこの点は変わらず、すでに危険なニオイがプンプンします。(なおこの現象は最初だけでした。)
2.ファンが唸る
若干慌てながら「なんで真っ黒になったんだ?」と思っているうちに、今度はあることに気がつきました。再起動してからずっとファンが唸っているのです。フゥィィィィィィィンと唸りを上げていた原因は不明ですが、これも10分ほどしたら収まってました。
3.トラックパッドのタッチが無効に
あともう一つ再起動後に不具合(?)がありました。タップでクリックが無効になっていたのです。普段Macのトラックパッドをクリックではなくタッチで使っている方は設定しなおす必要があるでしょう。
なお、これが再起動直後だけだったのか、それとも設定がそもそもリセットされていたのかは不明です。
インストール後のセットアップ
インストールを終えたあとのセットアップでは以下の三つが表示されます。
- iCloudのログイン画面
- 利用規約
- 互換性のないソフトウェア(Kindle)
です。上記2つは、パスワードを入力して規約に同意するだけです。
あと1つ僕の場合は、互換性のないソフトウェアという画面が表示されました。僕のMacの中にはアプリケーションが色々入っていますが、どうやらKindle for Macのみ互換性がなかったようです。後でアプリを起動してみると、アプリ自体は起動に成功しましたが、本は読み込まれませんでした。
しばらく使ってみて確認した不具合
画面の一部、クリック(もしくはタップ)が無効になる
これはかなり面倒臭い不具合です。再起動で治りますが、 画面の一部(5cmx5cmくらいの結構広い範囲)がタップ・スクロール、共に無効になるのでイライラする事間違いないでしょう。
後述するスクロールと合わさるともう最悪、普段はサクサクぬるぬるのMacがストレスの塊と化します。再起動すれば一旦直りますが、しばらくして再び症状が出ることもあったので、再起動1回では済まなかったです。
スリープから復帰時に、スクロール速度がマシマシになる
この現象は1回しか確認していないのですが、いつの間にか2本指でのページスクロール速度が超高速になり、1cm指を動かしただけでWebページの一番下まで到達するほどでした。
これは再起動すれば直るかと思います。
いい点や新機能の感想
今まで悪い点ばっかり述べてきましたが、もちろんSpotlightが口語検索に対応したり、マップが強化されたりといい点もあります。
日本語自動変換機能
何より日本語使う時に便利なのが、自動変換機能です。これまで単語ごとにいちいちスペースキーを押して変換していましたが、自動変換に対応したことで、スペースキーを押す手間が省けてスムーズな文章入力が可能です。
最初は戸惑いますが慣れてしまえば、タイピングの速い人は、より高速なタイピングが可能になるはずです。
この機能、僕はブログ書くときにバリバリ活用しています。
Split View
El Capitanの目玉機能の一つである画面分割機能、Split viewに関してですが、こちらは、僕の11インチMacBook Airでは画面が狭いしRetinaでもないので、実用的ではないかなといった印象です。
13インチMacbook AirもしくはPro、15インチMacBook Pro、およびiMacユーザーであればこの恩恵を享受できるかもしれません。画面が広いモニターを使っているときに有効な機能だと思います。
メモ
また、メモアプリも強化されてますが、Evernote使いの僕としては今更使うのもなあ…という感じです。進化が遅すぎましたね。
終わりに:今のところ大きな不具合はなし!
記事投稿日時点では、今のところ大きな不具合はなく、El Capiten Public Beta版が気になってしょうがない方や、最新のOSを常に使いたい勇者の方は試しに入れてみるのもいいかもしれません。
この調子だとYosemiteの出番はもう無さそうです。