2016年、GeForceシリーズの新型であるGeForce GTX1080, GTX1070, GTX1060が発売されました。これまでより性能が大幅に向上しているにも関わらず、価格は安いため、グラボのアップグレードを考えていた方にとっては朗報でした。
今年はBattlefield1やCoD:IW、WatchDogs 2など数多くのビッグタイトルの発売を控えていることもあり、この機会に真ん中のモデルであるGTX1070を購入してみました。(1080は予算の都合でスルー。)
今回の記事では開封の様子と、簡単なレビューを書いていきます。
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NVIDIA GeForce GTX1070(Founders Edition)開封の儀&簡易レビュー
開封の儀
今回購入したのは、玄人志向のGTX1070(FE)です。Founders EditionとはNVIDIAが設計したリファレンスモデルのことで、FEモデルであればどのメーカーの製品であっても外観や性能に違いはありません。
VR READY認証を取得。これさえあればOculus Riftだろうが、HTC Viveだろうがバッチリ楽しめちゃいます。
箱からしてかなり大きいことがわかります。
開けてみましょう。
中には袋に入った説明書と黒い発泡スチロールが。
発泡スチロールの蓋をどかすと本体がお目見えです。
外観をチェックしていきましょう。このメカっぽさがたまらなくカッコいい。
GTX1070。
FEモデルはファンを一基搭載しています。
映像出力端子はDVI-D, HDMI, DisplayPort x3を搭載。
本体とセットアップガイドなどの付属品一式。基本的にはインターネットからドライバをダウンロードしてグラボを利用しますが、オフライン環境用にDVDが付属しています。
これまで使っていたGTX770を取り除き、PCに組み込んでみました。かっちょいい。(ちなみにPCの電源をオンにするとこの文字は光ります。知らなかったのでびっくりました。)
レビュー:GTX1070を1か月使ってみた感想
これまで使っていたGTX770からGTX1070に買い換えてみて、その進化にはかなり驚かされました。特に以下の2点です。
その1・パワーが段違い
やはり驚きの一つ目はその処理性能です。
僕はゲームグラフィックのクオリティと、60fps超の快適さの両方を追求したい欲張りなので、いつも現在におけるGTX770の処理性能の低さに悩まされてきました。
しかしながらこのグラボを導入したことによって、ほとんどのゲームでグラフィックに妥協することなく、快適性を追求することが可能になりました。
例を挙げるとARMA3やGTA Vなどといった重量級のゲームです。どうせPC版をプレイするならクオリティは最高でプレイしたいですよね。このGTX1070ならそれができます。(解像度は1080pですが)
ただし最高品質、MODモリモリでプレイするならばGTX1080をお勧めします。さすがに上記のタイトルはグラフィックを最大まで上げるとなると、たとえ1080pでも高フレームレートを維持するにはバニラが限界です。
その2・音が静かになった
これは個人の環境によって異なりますが、僕の場合、GTX1070の導入により静音性が増しました。
これまで使っていたGTX770(メーカー品)がうるさすぎただけかもしれませんが、現状で静かにかつ快適にプレイできるようになったことにはかなり満足しています。
これはあくまで僕の環境下で、FEモデルを使っている際の感想なので、参考程度に留めていただきたいと思います。
終わりに:GTX1000番台は買い替えに最高の世代か!?
今年発売された世代のものは、これまでグラボのアップデートを待っていた方が是非検討してみるべきクオリティに仕上がっており、価格的にもコスパ最高です。
最安のもので、GTX1060であれば3万円ほどで、GTX1070であれば5万円ちょっとから、GTX1080であれば8万円くらいで購入できるので良かったら検討してみると快適なゲームライフを送れますよ。お勧めはコスパの良さから言ってGTX1070です。
あ、あとGTX Titan Xという更にワンランク上のものも発売されますが、それを選んでもいいですね。