先日Amazonは同社が販売している電子書籍リーダーの新型、Kindle Oasisを発売しました。
Kindle Oasisは、価格やページめくりボタン、薄さ軽さなどの進化に注目が集まっており、購入を検討している人も多いはずです。今回は海外のガジェットメディア、The VergeがKindle Oasisの動画レビューをYouTube上で公開していたので、紹介していきます。
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Kindle Oasis動画レビュー
薄く、軽い本体
Kindle Oasis本体は驚くほど軽く、驚くほど薄くできています。数字で見ると、先代のKIndle Voyageより軽さは30%、薄さは20%も変化しています。
感触もとても軽く、バッグに入れていても忘れてしまうほどだ、とのことです。
ページめくりボタン
また、形が左右対称ではないことも特徴の一つです。
ページめくりボタンが付いており、画面をタッチしなくともページ送りやページ戻りが簡単にできます。その上、重心が片方に寄っているので、ページ送りはボタンで行い、片手で持ちながら読書、ということが紙の本よりもしやすくなっています。
ゴージャスなバッテリーカバー
Amazonが初めて標準で付属させるバッテリーカバーは革製で、とても美しいです。手触りも良し。
また、カバーをつけることで、バッテリー持ちにもメリットをもたらします。本体単体であれば、2週間の利用ができるのに対して、バッテリーカバーの装着時はバッテリー持ちが9週間に伸びます。これでKindleがバッテリー切れを起こすことは少なくなり、たまには充電が必要であるということすら忘れてしまうかもしれません。
なお、マグネットで簡単に取り外せるので、私(動画内のレビュワー)はできる限り外しています。
高すぎる価格
価格に関しては「インセインリィ エクスペンシブ」と動画内で言及されています。意味は「気が狂ったように高い」で、簡単に言ってしまえば「高い」の一言に尽きます。
必須ではありませんが、オプションとして、広告の非表示モデルや3G対応モデルも用意されており、そちらを選択するとより値段が跳ね上がります。
終わりに:薄さ軽さが高評価!しかし値段の高さがネックか
動画内では薄さや軽さによるフィーリングの良さはとことん褒めており、片手の操作も便利そうです。
しかしながら価格に関しては、高いと述べており、日本だけでなく海外の方から見てもその価格の高さは目につくようです。
また、バッテリーカバーについて褒めながらも、普段はバッテリーカバーを外しているという発言には笑いましたが、高すぎる価格設定の理由にはバッテリーカバーの標準付属も関わっています。
こういった本体以外の部分は、できればオプションで選べると良かったなと思いました。(オプションだったら買う人ほとんどいないだろうけど)
総評としてハイエンド機を求めるのであれば、Kindle Oasisを購入してみることをお勧めします。価格さえ気にしなければ、最高の体験ができるものを選ぶべきでしょう。
しかしながら、標準的な機能がしっかりしててコスパを求めるならKindle Paperwhiteを、Oasisほどの軽さは求めてないけどページめくりボタンが欲しいならKindle Voyageを選んだ方が良さそうです。