衝撃の復活、発売から1年、今度はいきなりピンク色を含む新モデルの販売が開始されたMacbookですが、時間も経過し、続々と海外のレビューもYouTubeにて公開されています。
今回はそんなレビューを簡単に日本語にしてまとめてみたので、紹介していきたいと思います。
Contents
Macbook 2016 海外レビューまとめ
The Verge
CNET
Engadget
DetroitBORG
Marques Brownlee
MobileTechReview
Macbook 2016 レビューまとめ(日本語)
性能アップで快適さもアップ
Macbook(2016)ではプロセッサが強化され、Core-mシリーズながらもカスタマイズするとMacbook Air(2015)と遜色ない実力を発揮してくれるようです。なお、カスタマイズしなくとも10%~20%のパワーアップが望めることも評価されています。
また、SSDの速度向上についても高評価を受けています。ライトスピードが大幅に高速化され、リードスピードはやや向上されました。そのため、アプリのインストールやファイルの読み込み書き込みといった作業が高速になります。
これらのCPUとSSDの高速化によってMacbookはより快適に利用できるでしょう。
抜群の携帯性
どのレビューにおいても言及されているのが、そのモバイラビリティ(携帯性)です。薄く、軽いMacbookは2015年のモデル以来これまでも持ち歩き用のPCとしては高い評価を受けていました。
加えて今回のモデルでは、CPUの性能向上によるパワーの底上げやバッテリーライフの向上が図られているため、より快適さが増し、モバイル端末として洗練されています。
ちなみに、軽さ薄さは前年同様で変わっていません。
バタフライキーボード
Macbookの特徴の一つとして薄さが挙げられますが、その構造故に、キーボードがMacbook AirやMacbook Proに搭載されているものとは異なり、キーストロークが浅く作られています。
Macbook(2015)が発売された時にも、使い難い、いや使い易い、などと賛否両論ありましたが、結論としては「慣れるのに数日はかかるが、慣れれば元に戻れないほど使いやすい」という認識が多いようです。
一つしかないUSB-C
これもまた是非が分かれるところではありますが、ブラウジングや動画の閲覧を主に行うライトユーザーが普段持ち歩いて使う分には何の問題もありません。SDカードの読み込みもEye-Fi経由で行うなどの工夫をすれば、困ることは少ないでしょう。
ただし問題は、充電しながらSDカードを読み込んで、映像を外部モニターに出力しつつHDDにもバックアップを取りたいユーザーです。このような使い方には、Appleのダサく高い別売りのアダプタが必要になるため、いくつもの周辺機器を同時に使いたい方は、購入を慎重に考えるべきです。
新色ピンクについて
とにかくピンク、とレビューで話すメディアもありますが、一方でピンクだがとても落ち着いている色だ、と語るレビューもあります。
好みはもちろん異なりますが、あまり強烈なピンクではなく、どちらかといえばマットな色調である点で男性でも使い易いかと思われます。
自身が所有するiPhoneやiPadにカラーを合わせられる選択肢が増えたことはいいことですね。
悪い点はやっぱりインカメラ
Macbookのインカメラは前年度に続き不評です。
MacBook AirやMacBook Proに使用されているインカメラは720pで撮影可能なFaceTime HDカメラが使われていますが、Macbookのカメラは2015年、2016年モデルともに480pのみと、性能は悪いです。
コストダウンのせいか、もしくは薄さのせいかはわかりませんが、薄くてもいいインカメラを積んだPCもあるため、そこは残念とする声もありました。
終わりに:全体的に高評価!しかし…
レビューを見ていただければわかりますが、携帯性の良さや、ベンチマークが良好な点で、全体的に評価は高いです。
ただし、2015年モデルと比較してみると、やはりそれほど変わっていないとする声も多く見受けられ、2015年モデルからの買い替えのメリットはさほどないようです。
「モバイル性能の高さから、ブラウジングや写真閲覧、メール返信などには最高のラップトップだ」と最後に語る方が多く、ビデオ編集などの重い作業をしない方にとっては、素晴らしいPCであると言えそうです。