一言で言うと大満足。
どうもこんにちは。今回はレビューその1その2に引き続き、総合的な3日間の使用レポートをお届けします。
【格安スマホ】Zenfone2 Laserをゲットしたのでレビュー!スペック紹介・開封編
【格安スマホ】Zenfone2 Laserをゲットしたのでレビュー!外観・セットアップ編
普段はiPhoneばっかり使っているiPhone大好きっ子な僕。最初は「iPhoneのサブ機として活躍すればいいや」程度にしか思ってなかったのですが、 今回しばらく使ってみて「もうこれメインにしてもいい!」と思えるようになりました。
それでは以下本文。その理由を詳しくレビューしていきます。
Contents
Zenfone2 Laserレビューその3
レスポンスは概ね良好
Zenfone2 Laserが発表されてからスペックで気になっていた点の一つが、そのプロセッサとRAMでした。
上位機種のZenfone2はプロセッサがAtom(RAMは最大で4GB)と、性能怪獣というだけあってマシンパワー盛り盛りな感じでしたが、LaserはSnapdragon 410(RAMは2GB)と、値段が違うとはいえ比較してしまうと少し物足りない印象でした。
しかし、今回しばらく使ってみると、思ったよりサクサクで驚きました。Dropboxで大容量ファイルの同期をかけるなどの、負担がかかる作業をいくつも同時に行わない限り、動作はずっとサクサクなままを維持してくれます。
ただしレスポンスで不満な点も
「概ね」良好としたのは、Zenfoneの便利な機能の一つであるZenMotionがたまに上手く動作しなくなるからです。
iPhoneは基本的に電源ボタンかホームボタンいずれか物理ボタンを押さない限り、スリープ状態から復帰しません。
僕はiPhoneの必ずボタンを押さなければいけない動作が不便だと思っているので、Zenfone2 Laserの画面ダブルタップでスリープの解除をする機能や、Cの文字を画面に書いてカメラを起動する機能は大のお気に入りです。
残念なのは、そのCのカメラ起動にごくたまに反応しない時があり、その時はいちいち画面にCを書きまくる羽目になることです。
あまりタッチに反応しやすくすると今度は、ちょっと指が触れただけでポケットの中で起動してしまったりするので、調整が難しいとは思いますが、この点は少し残念。シャッターチャンスを逃すことにもつながります。
ここは次期モデルやソフトウェアのアップデートで認識の精度が上がって欲しいところです。
カメラ機能が楽しい!
素材がたまったらいずれカメラの詳細なレビューもやろうと思っているのですが、カメラだけでレビューが書けるくらいにこのZenfone2 Laserのカメラには魅力があります。
まずは、日本で発売のZenfoneには初めて搭載された、レーザーオートフォーカス機能。(国内未発売のものだとZenfone Zoomに搭載済み)Zenfoneを所有するのは初めてなので前モデルと比較はできませんが、カメラは画面をタッチしてフォーカス場所を選ぶだけで、ピントをバッチリ合わせてくれます。
ピント合わせのピピッという音や、シャッターのカシャッ音がなんとも気持ちよく、特別カメラに興味がない方でも撮る楽しさがあります。下の写真は逆光で撮ってみたのですが、なかなかいい感じに仕上がっていて画質も良好です。(画像クリックで原寸大の画像)
なお、ピント合わせの時間には1秒くらいかかる印象ですね。精度は良く、速度はそこそこといった感じでしょうか。と言っても高速で動いてる人や動物、物を撮影しない限り十分すぎる速さです。
(追記 8/29:カメラの実写比較記事書きました↓)
【徹底比較】Zenfone2 LaserのカメラをiPhone6、RX100と比べてみた!その実力はいかに
SIMの動作が…
これはハードウェアに問題があるのかソフトウェアに問題があるのかわかりませんが、SIMスロット2にSIMを挿した場合、強制的に3Gを掴まされ、LTEを全く掴んでくれません。
そのため僕はSIMスロット1にSIMを挿して使っているのですが、SIMスロット1はmicroSDポートも兼ねているため、SIMを挿しているとmicroSDが使えないという状況です。LTEを諦めて3G接続でも構わないなら使えないことはないですが、速度が遅くなることは以下の記事ですでに検証済みです。
Zenfone 2 Laserでb-mobileの高速定額SIMを試してみた!気になる速度は
また、再起動をかけると勝手に有効なSIMが切り替わったり、強制的に2G固定になったりと動作が不安定です。デュアルSIM対応とはいえ、デュアルSIMを目的として買うのは今のところオススメ出来ません。
あとSIMの抜き差しに必要な、背面カバー(裏蓋)の開け閉めですが、カバーがめっちゃくちゃ開けにくいのでご注意を。僕は初めてこじ開けるのに1時間ほどもかかりました。
終わりに:格安スマホの大本命
最後は不具合の報告になってしまいましたが、その点除けば、今のところ大満足です。どうせSIM2枚両挿しでわざわざ切り替えて使うなんて普段はしませんし、LTE同時待受には対応していないので切り替えに再起動するのも面倒ですし(開き直り)。microSDは使いたいですが…。
今回しばらく使ってみて、なぜZenfoneが数ある格安スマホの中でも人気が高くなったのか、その理由が改めてわかった気がします。価格と性能比のコスパが優れているのはもちろん、ZenMotionといいカメラといい、細かい使い勝手が優れているため、それらが全体的な満足度に繋がっているのでしょう。
そういった意味では今回のZenfone2 Laserはかなりバランスのとれた端末となっています。むしろ安すぎるくらいに。3万円前後でスマフォを買うならおそらくこの端末がベストなチョイスでしょう。もう少し画面が大きい方が好みな方は、Zenfone2でもいいかも知れません。
それでは以上3日間使用レポートでした。
ちなみに…
8月9日に行われた「めんたいガジェットフェス」でASUSさんが「秋頃を楽しみに」というコメントとともに下のような意味深ポーズをしたそうなので、秋頃には、よりセルフィー(自撮り)に特化したZenfoneのニューモデル、Zenfone Selfieが出るのはほぼ間違いないでしょう。
僕は普段自撮りしないので、Selfieより光学ズーム搭載スマホのZenfone Zoomを発売してほしいところではありますが、自撮り好きな方はSelfieまで待ってみてもいいかもしれません。
ASUSシンシアさんの意味深なポーズです。秋頃をお楽しみにということです。 #めんたいガジェットフェス pic.twitter.com/NlcK7ifIn4
— めんたいガジェットフェス公式@冬めんたい (@mentai_fes) 2015, 8月 8